移住するまで、全く知らなかったシンガポールの魅力!その1
2018年にシンガポールに移住するまで、全くよくわからなかったシンガポール。
ステレオタイプの情報しか日本では見ていませんでした。ちなみに移住するまで、2回ほど旅行には行きましたけど....
(コロナの中、個人で撮影しました。)
例えば、
マリーナベイサンズはすごいところだ!
セントーサ島には、ユニバーサルスタジオがある!(でも日本より小さいらしい?)
日本より金持ち国っていうけど、ほんと??だって東南アジアの小国でしょ!
シンガポール空港(チャンギ空港)は、東アジアのハブ空港で、成田よりすごいんだって!
金融大国っていうけど、何が??
路上でタバコ吸っていると逮捕されるんでしょ。禁煙大国?
明るい北朝鮮??
お金持ちが沢山移住する国らしいよ。なんで??
などなど....
皆様もこれ以外にも、いろいろは噂や話や記事を読んだり聞かれたりしたことあると思いますし、旅行でも数多くの方がシンガポールに来星されて、いろいろ感じられたと思います。
まず記念すべき第1回目は、シンガポールで移住して感じたことやその魅力を紹介します!
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シンガポールの魅力!
1. 街が信じられないほど綺麗で洗練されている。
始めてシンガポールに入った時の印象は、とにかく街全体が綺麗で明るい!そして街の中に緑が沢山あるな〜って感じました。
なんでなんだろう?? って街を眺めていると、
「わかった。電信柱がない!」ことに気づきました。
電柱がないことは、こんなに街を綺麗に見せるんだーと感心しました。
東京でも一時期小池都知事が、2018年に東京無電柱化計画を策定したことを思い出しました。
あれから、進捗あったかはわかりませんが.........
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/000034971.pdf#search=%27青山通りの電柱地下化プロジェクト%27
(電線がありません!)
そして、街を歩くと、あることに気付かされます。
「路上のいたるところにゴミ箱がある。しかも灰皿付き!」
(バス停や駅周辺には必ずありますね。これはバス停脇にゴミ箱灰皿付き)
日本では、コンビニの前以外ではすっかり見なくなったゴミ箱や灰皿。
ゴミ箱は、テロ対策などで撤去などが相次ぎ、すっかり見なくなりましたね。
灰皿なんてもってのほかで、全くと言っていいほど見なくなりました。
(私は喫煙者ですので、すごく困りましたし、ポイ捨てもやっちゃいけないと知りつつ、結構やりましたね。すみません......)
とにかく、シンガポールでは痒いところに手が届くほど、ゴミ箱(灰皿付き)が設置されています。私はシンガポールは禁煙大国と思い込んでいたので、これには相当びっくりしましたし、喫煙者にはすごく嬉しかったです。(ちなみに、飲食店は禁煙です。まれにホーカー(シンガポールのソウルフードコート)で、吸えるところもあります。)
話がそれますが、
シンガポールでタバコを吸える場所
・灰皿が設置されている。(歩行者通路にどこにでも設置されています)
・喫煙場所が指定されている。(あたりまえですよね(笑))
タバコが吸えない場所
・ゴミ箱(灰皿付き)がない場所。
・ビルの軒先(タバコを吸う場合はビルから3メートル以上離れる必要があります。)
・シンガポールの銀座と言われるオーチャードの目抜き通りは禁煙です。
もし禁煙エリアでタバコを吸っていて、パトロールに見つかった場合どうなるか?
パトロールに見つかると罰金300SGD(シンガポールドル)日本円で24000円近く取られます。幸いに私はまだ取られていません。またシンガポールでは、電子タバコは合法でありませんので、これも日本から持ち込んで吸っているのが見つかった場合、罰金になりますので、お気をつけください。
「そして、なんと言っても緑が大変多いのです。」
シンガポールの都市構想の中に「Garden City 」1967年にシンガポールが独立した直後に建国の父であるリークアンユーさんが国策として取り入れた緑化政策です。
それして、2013年より「a City in a Garden」にパワーアップ!
これまでの「Garden City」を基に更なる緑と都市の共存。緑を活かした近代都市(国ずくり)を掲げています。(ちなみに2014年までに植樹した本数はなんと140万本におよびます。)
ちなみに、世界の17都市を比較した緑化調査によるとシンガポールは選択された世界の17都市の中で最も都市緑化比率が高かったとの事。
ランキングトップ10
- シンガポール 29.3%
- シドニー/バンクーバー 25.9%
- サクラメント(カリフォルニア) 23.6%
- フランクフルト 21.5%
- ジュネーブ(スイス) 21.5%
- ジュネーブ(スイス) 21.4%
- アムステルダム 20.6%
- シアトル 20.0%
- トロント 19.5%
- マイアミ 19.4%
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2. 気候もほどよく、災害が少なく、治安もいい!
|気候
まずは気候についてですが、旅行中や移住した時は、亜熱帯モンスーン気候なので、一年中暑く湿気が多くて、ジメジメした印象でしたが、実際住んでみて感じたのは、結構過ごしやすい!!と感じました。慣れたのかもしれませんが..... 基本的に元来夏が大好きで、冬が苦手な私にとってはサイコー!! これこそアーバンリゾートライフだ〜って思っています。
妻も、最初は「蒸し暑い〜」とブツブツ言っていたのですが、最近は全く聞かなくなりました。慣れって怖い〜!
ただ、感じ方は人それぞれなので、むしあつーっていう方もいますよね。
ちなみに、シンガポールの友人にシンガポールの季節について質問されました。
SG「シンガポールは季節はあると思う?」
JP「一年中夏だから、ないんじゃない?」
SG「2種類あるんだよー 知らないかい?」
JP「えっつ、2種類あるの?」
SG「HOT とVery HOT さー!」
JP「.................それって季節??」
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|災害
そして、災害は少ない!いや、ないと言っていいかもしれません。
日本にいた頃は、一年中どこかで大雨、洪水、地震と災害のニュースはない日はないくらい多くの災害が日本ではあったような印象を持っています。
<a href="https://www.photo-ac.com/profile/43626">acworks</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真
しかし、このシンガポールでは、災害のニュースは一切耳にしません。災害かどうかわかりませんが、HEYSのニュースくらいでしょうか。HEYSとは大気汚染の一種で、日本でいうPM2.5と言えばわかりやすいかもしれません。シンガポールのHEYSは、隣国インドネシアのプランテーションで行われる人為的な野焼きが原因となっていて、これが風にのり東南アジアの国々にひろまっているのです。
ちなみに、私は一切気になりませんでした。子供も気にならなかったようです。
ASEAN各国における自然災害リスク | AsiaXウェブサイト
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|治安
シンガポールの治安は素晴らしいです。夜中に女性が一人で出歩いても、まず事件に会うことはありません。ニュースを見ていても、殺人なども凶悪犯罪のニュースはほとんど目にすることはないと言ってもいいと思います。住んだ印象は、日本よりも今や治安がいいのではないかと感じてしまいます。携帯電話を妻と子供が2回落としましたが、2度とも出てきました。またパスポートもなくしましたが、それも出てきました。スリや置き引きにあったこともありません。お店やタクシーでぼられたこともありません。ただ最近多いのは、ネットを利用した詐欺は散見されます。ネットでマスクを買おうと注文してお金を振り込んだら商品が届かなかったなどの詐欺です。(日本でもネット関連の詐欺は多いですよね。)
シンガポールは世界平和度指数ランキングで7位(163カ国中)
世界平和度数ランキング(2019年)
- アイスランド
- ニュージーランド
- ポルトガル
- オーストリア
- デンマーク
- カナダ
- シンガポール
- スロバニア
- 日本
- チェコ
- .........
Vision of Humanity – Global Peace Index and Positive Peace
シンガポールの犯罪発生率は日本より低い!
実は、シンガポールに犯罪発生率は日本より低いのです。
2017年の10万人あたりの犯罪発生件数は、シンガポールが567件、日本が722件ですので、シンガポールの犯罪発生率は日本より22%も低い数字となっています。
どうりで、日本よりも安全に感じたのを納得してしまいました。
ただ、どこにも油断は大敵なので、海外では常に気を緩めずに行動するのが肝心ですね。
次回は、実際に住んでみた生活編をリポートします。